僕が菜食をやめた理由 ④
僕が菜食をやめた理由 ④
そんな状況の中出会ったのはフェイスブックで流れてくる
とある歯科医の情報発信でした。
肉食を推奨し、菜食を痛烈に批判するその文章は、
最初僕もムカッときて、コメントに反論を書いたことも
あります。
しかし、その歯科医の言う菜食の危険性は、
僕の症状にかなり当てはまるものでした。
人類700万年の歴史の中で、穀物を栽培し食してきたのは
わずか1万年程度。穀物の栽培開始と共に病気が現れ、
それ以前の先住民族にはガンや虫歯などあらゆる
現代病は存在しなかった。
先住民族は食事の7割程度を動物性から摂取しており、
植物性のみで健康体を維持した民族は皆無。
穀物や砂糖に含まれる「糖質」が様々な病気の原因になっている。
これが歯科医の大筋の主張でした。
肉や魚をしっかり摂り、野菜はかならずしも必要ではなく、
穀物は食べる必要がない。
マクロビオティックと真逆の考え方です。
しかし、歴史的な検証をもとに語られる情報は、
根拠の説明できない陰陽論をベースに
語られるマクロビオティックよりも
遥かに信憑性が高いと感じました。
このような主張をする医師は他にも沢山いて、
多くは人類の歴史の検証と、
オーソモレキュラーという栄養療法などの
考え方がベースになっています。
様々な書籍を読み、ネットで情報を漁りました。
人類が誕生して以来、農耕による炭水化物主体の
食生活をしているのは、わずか1/700という期間。
そして人の体は太古の昔からそう大して変わっておらず、
農耕開始とともに現れた病状が多数ある・・・
今まで「江戸時代は菜食的で粗食でも健康だった」
というマクロビオティックや粗食のおきまりの
フレーズを信じ込んで、もっと大きな期間での人の歴史など
考えたことのなかった僕には、目から鱗でした。
マクロビオティックやローフード、
ナチュラルハイジーンなどの菜食主義の主張と比較し、
肉食の方がヒトの食性にあっていると判断した僕は、
思いきって「断糖肉食」的な食生活をスタートしました。
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