2015年03月02日

僕が菜食をやめた理由 ⑤

僕が菜食をやめた理由 ⑤

断糖肉食。

甘いもの全て、穀物もほぼ一切食べず、
肉、魚、卵、チーズ、ナッツなど
タンパク質と脂質を豊富に含み、
糖質が少なく栄養価の高い食べ物を中心にしました。

以前は冷蔵庫にごっそり入れてた野菜。
頻繁に買いに行っていた野菜の消費量は、
以前の2割〜3割くらいになりました。




その結果・・・




低血糖感が消えました。
来るはずの空腹感が来ない。
来ても、空腹感の質がまるで違うんです。
お腹が空いても、特に問題ない感じ。
時に休みの日など活動量の少ない日は、
1日1食で過ごすことも可能になりました。

出国する前に治療した歯が再び痛み出していたのが、
止まりました。

いやな汗の臭いが、なくなりました。

ゴムアレルギーが・・・治りました。



さらに・・・



ものすごい扁平足で、いつも白い色をしていた足に
アーチが形成され、血色が出てきました。

睡眠時間が、以前より少なくても済むようになりました。

人からは痩せ型と思われるくらいなのに
お腹だけ少し出ていた体型だったのが、
余分な脂肪が取れました。筋肉がついてきました。

小学校の時からあった腰痛を起こすことがなくなりました。

頻繁におならが出ることがよくあったのですが、、、出なくなりました。

朝かならず水をつけて寝癖を直していた硬い髪の毛が
以前よりも柔らかくなり、修正不要になりました。


マクロビオティックを始めた時には感じられなかった
まさに「劇的な体調の好転」が訪れたのです。

肉食にシフトした直後の感覚は今でも鮮明に覚えています。
仕事中、早足で歩く足のスピードが止まらなくなり
目的地点を通り越してしまうほど、足が軽くなりました。

いつも疲労感に悩まされていた足が、動くのが止まらない。
犬が意味もなく走り回るのこんな感覚だろうかと、ふと思う。
体が、体を動かすことを喜んでる。

「あ、生きてたんだ」
って、思い出したかの様でした。

そして一番の変化は、何よりも何よりも
嬉しかった事は・・・




「心が穏やかになった」ことです。

肉を沢山食べて、心が穏やかになり、
以前よりもずっと怒りっぽくなくなりました。

一般的なイメージと逆かもしれません。
でも確かにそうなりました。

不安や、他者からどう思われているかとか、
マイナスな感情が薄れ、より「自分自身」で
居られるようになりました。

そうすると、日々小さなことにも
幸せを感じられるようになり、
生きていることがより楽しくなりました。

「生きてるだけでいいんじゃない」とは
僕がお世話になったマクロビオティック講師
中島デコさんの著書のタイトルですが、
今までそう思えずにいたと思います。
多分、生きているのが少し苦しかったから。

マクロビオティックと真逆の断糖肉食で、
僕はその感覚を初めて感じることになりました。



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この記事へのコメント
質問なんですが。
それだけの変化は、食を変えてどれぐらいの期間なんですか?
Posted by ボブ at 2015年03月02日 16:12
ちょっと危うさを感じますね。
マクロビにしろ断糖肉食にしろ、あまりに狭い視野で選択しているように見えます。「感動」や「自らの哲学」や「目からウロコの体験」に頼っているのでは、いずれまた大きな間違いを犯す、あるいはミスに気付かない事態となるでしょう。
健康は、そして生活は芸術活動とは違うのです。自らの心に響くものだけを“つまみ食い”する事の傲慢さに気付いてほしい、そう思いながら、一連の「僕が菜食をやめた理由」エントリを読んでいます。


お大事にしてください。ご活躍を祈っています。
Posted by テリィ at 2015年03月02日 20:39
初めまして、Facebookでこのブログを知りました。この記事1~5まで読ました。私の子供
が小さい頃にアトピーを治すために玄米菜食をしてた時に感じてた事がストンと腑に落ちました。食事療法の為に玄米菜食をしてる大人に会って色々お話を聞く機会があったのですが、厳格にしてる人ほど、元気がなく、神経質な感じで幸せなオーラの人がいなかったんです。
その頃は何故なのかもわからないまま、アトピーが治ったら普通食に戻そうと決心をしてました。今は食事制限もなく生活をエンジョイしてます。(子供たちは成人してます。)
ありがとうございます。これからもブログ楽しみにしてます。
Posted by ムーンキャットムーンキャット at 2015年03月02日 21:20
植物性タンパク質取ってても悪かったんですか?
Posted by 名無し at 2015年03月02日 22:26
何事もバランスが大事です
Posted by 通りすがり at 2015年03月03日 01:28
初めまして。
FBからたどり着き、1~5まで興味深く拝読させていただきました。
私は菜食主義ではありませんが、菜食主義を否定もしていません。

マクロビを実践している知人がいます。
はじめは、子供の為、アトピーの為、と健康を考えて実践してることに尊敬していました。
しかし、そうでないものを食べる人に対する軽蔑の目、否定など、何か違和感を感じ、距離をとりました。
「健康に良いことをしているのに、なぜ違和感を感じるんだろう?」と私自身長年疑問でした。
それが、「マクロビオティックという宗教」という言葉で腑に落ちました。
まさにその通りだったのです。
その知人の子供は、学校で理不尽に当たり散らし、攻撃的で少し問題のある子供でした。
子供の性格に、マクロビが影響したとは言い切れませんが…。

私はこれまで通り、健康を意識しつつ(笑)、ストレスない食生活を実践したいと改めて感じました。
Posted by papaya at 2015年03月03日 10:39
自分の身体の声に耳を傾ける。
此れが基本だとおもいます。
Posted by 谷口 福美 at 2015年03月03日 11:03
マクロビを長年やっている人は顔が黄土色になっていたり、ミイラのようにシワシワになったりしていて、栄養が足りてないのだろうと思っていました。
とあるマクロビの第一人者の人は出産直後に自分の胎盤をそのまま食べたとあり、精神に異常をきたしてるのでは?と前から色々とマクロビやっている人への疑問があったので、一つの答えを知れた気がします。
コレステロール値を調整する必要があるので、肉食にして良いのかどうか迷いますが、参考にさせて頂きます。
Posted by 通りすがり at 2015年03月03日 14:51
お元気になられてなによりです。菜食を辞めるのも勇気がいったことでしょう。身体の声をきちんと聞いて本当に良かったことです。外野の声には耳を貸さないことです。
Posted by お肉で元気! at 2015年03月03日 17:01
断糖肉食をしたのは5ヶ月です。
いまは旅の途中で食事を提供していただく事が殆どだったので
毎日穀物を食べていましたけどね 。
僕は穀物少なめの方が調子が良いです。

この連載は考えるキッカケに過ぎません。
あとは皆様で判断して下さい。
Posted by neem at 2015年03月03日 21:29
私もさまざま(マクロビ、玄米菜食、ローフード、朝食抜き)な健康法にはまりましたが、頭で考えて、体の声をきけなくなって体調をくずしました。お酒が強い、弱いがあるように、肉をたくさん食べたい人あまり必要でないひと、それぞれなのかなって感じています。今はすべてを開放して、なんでも好きなもの食べて、絶好調です。ただ、子供の頃から肉を食べるのが苦痛で、ほとんどたべずにきてます。現在は食べ物より、精神の強化で、なにを食べても大丈夫な体作りを中心に考え、どの食事もありがたくおいしく頂いています。(肉をのぞく。お魚大好き)体質って人それぞれですよね、、、、。残りの記事楽しみにしています!!貴重な体験談をありがとうございます。肉食が体質にあってるのに、頭で考えて菜食で体調を壊しているひと、何人か思い浮かびます。(私は食事の95%菜食ですが。)
Posted by かおり at 2015年03月04日 01:17
人それぞれ体調によって食べたくなるものも違うし、食べると体調がいいものってありますよね。
私は根菜以外の野菜と、お肉、ナッツ、乳製品の多い食品が体調に合います。
ただ、同居人は炭水化物と根菜が大好きなので一緒に暮らしていると難しいですね…。

自分は糖質ばかりの食事をとると数時間後に脱力感と、震えが起きるので同居人に合わせた食事の時も脂質やたんぱく質を余計にとるようにしています。
この記事を読んで、このところよく寝てよく休んでいるのにだるくて脚が重いのは食事のせいかなとちょっと思いました。

通りすがりさん:
胎盤を食べる行為は昔どこかの地域の風習であったようですよ。昔は飽食の時代ではないので、産後の妊婦さんの体力をつけるために考えられたものだと思われますが。
Posted by とも at 2015年03月06日 03:34
糖質を悪者にして断っている時点であなたは何も学んでないと感じました。
極端から別の極端に走るのは愚かに見えます。
Posted by 通りすがり at 2015年03月06日 16:32
純菜食で断糖したらどうなるのかな
Posted by . at 2015年03月07日 03:02
この記事を読んで戦前の日本人は凄いと
カンドーしたのですが‥‥‥


http://www.daitouryu.com/syokuyou/contents/hajime/hajime10.html
Posted by 中西雅司 at 2015年03月07日 07:49
私も以前ローフードにはまって、朝食抜き、動物性食品抜き、白米抜きなどをして、3年ほど経ってから大腸がんになりました。
何が原因かは不明ですが、手術の際、極度の貧血で輸血寸前で、体力不足で大変でした。
術後は魚や肉や白米、ヨーグルト等栄養のいい体力の付くものを食べて
今は精神的にも健康です。
バランスよく、極端なことをせずに食べたいものを食べてストレスをかけないようにすることが大事だと思います。
Posted by MOMO at 2015年03月11日 14:12
最近菜食に目覚めました。
動物性食品を断ってから、すぐに体調が良くなったので、このブログを読んで驚いています。

具体的には、
1、朝起きるのが早くなった
2、疲れにくくなった
3、慢性の下痢が治った
4、便の量が増えた
5、体臭、口臭が減った
6、関節炎の症状がなくなった
7、イライラしなくなった、穏やかになった

菜食にしてから、わずか数週間ですが、これだけのハッキリした効果があります。

もしかしたら、長年菜食という偏った食事が良くなったんですかね??
ただ、動物性食品は、チャイナスタディという本でも全体の10パーセント以下にする事を推奨してるので、まったく摂らないのは良くないのかもしれませんね。

勉強になりました。
Posted by ゆりか at 2016年11月09日 23:22
なんでも極論なんですね、さぞ生きづらそうで心配になります
Posted by けい at 2017年10月04日 00:07
不思議な話ですね。
私は短期間マクロビを行ったときに、体が軽くなり頭がさえ、生きている事によろこびを感じる状態になりましたね。今はマクロビをやっていませんが、もう一度短期間やってみようかなとは思いますね。
私が完全に菜食にしない理由は、肉、魚がほんとうにおいしいと思うからです。生きている以上そういう喜びの感情は非常に大切だと思うからです。
生きているとただでさえつらい事がおおいのに、食事まで完全に体によいけれでさほどおいしくないもので耐え続けることはできません。
Posted by 音美化 at 2018年04月14日 21:57
なんか…なんでも極端だよね。脳の栄養は糖質だから、ある程度とらないと脳が壊れるよ。うちの母は極端な糖質制限で若年性認知症になったから。
何事もほどほどにだよ。
Posted by 普通食主義 at 2019年06月02日 09:50
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